珍妙な制作物 2017

Red Zeal Like an Apple

情熱は林檎の様に紅く

Lyrics
Napue
Music
Napue
Duration
06:00

This song is using VOCALOID 4 RUBY.

POLITICAL GOSPEL CONNOTATIONS ARE NOT INCLUDED IN THIS SONG AT ALL.

It was from when?
I'm continuing accepting I didn't doubt gray routines
The singing was forgotten from me long time
I was buried by the routines and passed idly

I ask myself in vain
"What am I? Am I waste?"
It is reiterated
"Am I alive? ...Humm really?"
Questions continue
"Does my future have a meaning?"
The answer does not come out
(It should not come out)

To something that smolders in the heart
I strained the trifling reason
and I had averted my eyes
Do I really agree to it?

I'll face myself once again
What smolders is my zeal
Even now it's red like an apple
I utter voice once again as my heart goes and sing
So I regain the zeal for myself

I merely sing a song honestly
Seemingly it must have been itself most
I went away from the song and I chose to live "Ordinarily"
I made it convinced that it's the best

Someone asked me gently
"Have you already stopped singing?"
I hesitated at consent
"It's disappointed"
This person has said what?
"I liked it"
I will submit the answer
(It must perform)

The surrounding saturation begins to go up
with the flame which began to burn again
Looking for a reason would already stop
and will sing simply now!

The red zeal covers me
It dyes gray the crimson red
Even if it's the bloody red
and voice withers I never stop any longer
Because I regained the zeal for myself

The color of an apple seen as a child was still burned on my eyes
It had been preserving coloring
without disappearing also in the faded world
Still It had been preserving vivid coloring

The surrounding saturation begins to go up
with the flame which began to burn again
Looking for a reason would already stop
and will sing simply now!

The red zeal spreads all over the world
I discovered coloring again
Even if it's worthless for everyone
I understood at last that just this was the most important for me after all

I sing once once again
I will continue singing until the time of the last moment comes
And I make the flower that nobody has seen bloom
My zeal is red like an apple now

日本語歌詞イメージ

何時からだったろう 色褪せた光景を受け入れ続けていた
灰色の日常が普通だと 疑うことをしなくなった
私は歌うことを忘れ
繰り返す毎日に埋没し 無為に過ごした

自分自身へ問いかける
「私は何?」
繰り返し問いかける
「私は生きているのだろうか?」
問いは続く
「この先には何があると?」
答えは出ない
(出る筈がない)

心の中に燻り続ける何かに対し
私は眼を背け続けていた
何かと理由を付け
本当にそれでいいの?

もう一度向き合おう
燻っているのは 私の情熱
今でもそれは赤く 赤く
林檎の様に赤い
もう一度声を発しよう 心の赴くままに
私は情熱を取り戻す
私が私である為に

ただ素直に歌うこと
それが一番自分らしい筈だった
私は歌から遠ざかり
"普通"に暮らすのを善しとした

誰かが私へ問いかけた
「歌うのはもう止めたの?」
首肯をためらった
「もったいないね」
この人は何を言っている?
「私は好きだったな」
答えを出そう
(出さなければならない)

再び燃え上がった炎に照らされて
周囲の彩度は上がり出す
理由を探すのはもう止めて
いまは ただ唄おう

赤みを帯びた情熱が私を覆っていく
灰色を深紅に塗り上げる
例えそれが血の赤だとしても 声が枯れ果てても
もう決して止めはしない
だって私は情熱を取り戻したのだから

子供の頃見た林檎の色が
未だ眼に焼き付いていた
それは色褪せた世界でも消える事無く
ずっと生き続けていたと知った

再び燃え上がった炎に照らされて
周囲の彩度は上がり出す
理由を探すのはもう止めて
いまは ただ唄おう

紅みを帯びた情熱が世界中へと拡がっていく
私は再び色彩を見出した
例えそれが私以外の皆にとって取るに足らないものだとしても
やっぱり私には これこそが一番大切なものだったということを
今更ながらに理解したのだ

もう一度歌うんだ
私は歌い続けよう 最期の時に到るまで
そして咲かすのだ 誰も見た事のない花を
私の情熱は今 林檎の様に赤い

Liner Notes

Hi, Napueだよ。
この曲は元々遡る事15年前(※2002年)に、ネット上の知人に依頼されて作ったものを今回改めてリメイクしたものなんだ。オリジナル・ヴァージョンとの最大の違いは、歌詞が付いたことだよ。しかも英語のだ! Wow!!

今回これをリメイクしたのにはちょっとした経緯があった。もうだいぶ昔の事だから書いても問題ないだろう。
オリジナル・ヴァージョンを出してから少し経ったある日、元の依頼主を経由して、「この曲を歌いたい」という人が現れたと耳にしたんだ。歌詞はその当人が作るという事で、俺は当人の要望により唄い易い様にキーを下げたショートヴァージョンを提供した。こちらとしても中途半端なものは出したくはないという事で、仕上がりに対して監修していたんだが、ある時を境になんと連絡が途絶えてしまった。そしてコイツはそのままお蔵入りになった。流石に勿体ないと俺も元の依頼主も思ったが、「中途半端なものは出さないと言った以上、筋は通さないといけない。」と云う様な事を発言したのを今でも憶えてるよ。しかし同時にこうも言った。「どうせやるなら英詞を付けてしっかりとしたものを作りたい」とね。だが当時の俺には歌詞を書けるレベルの英語力も、これを歌えるシンガーもいなかったから、それは半ば冗談みたいなものだった。

時は流れ、テクノロジーが進歩した結果Vocaloidが登場し、また、俺は少しではあるが英文が書ける様になった。まあ翻訳ソフトの力も借りているけど。それで昨年末に日本のとあるバンドのアルバムを買ったんだけど、そのアルバムの歌詞を読んでみたら「これでOKなら俺でも何とかなるんじゃないか」という気がしてきたので、今回英詞に挑戦してみることにしたという訳だ。

尤もこの曲は元々ヴォーカルが乗る事を想定して書いたものではないから、実際に歌うのが難しいメロディラインではあるし、歌詞もやや強引に詰め込んでしまったところがある。次回作はその点も踏まえて作っているから、きっともう少しマシな出来になると思うよ。

ヴォーカルに関してはVocaloidに歌わせているとはいえ、やっぱり言葉の力は強力だと改めて思ったね。オリジナル・ヴァージョンに比べてメロディの魅力がより引き立ったように感じるよ。Vocaloidに関しては必ずしも全てにおいて満足している訳ではないけれど、少なくともVocaloidならばある日突然居なくなったりする事はない(笑)。
Vocaloidと言えば、今回使用しているのはRUBYだよ。ルビーで想起される色と言えば赤色だけど、この曲のイメージと一致したのは偶々だ。英語に対応しているVocaloidの選択肢はあまり多くなかったからね。因みに前作である『記憶の空と見上げた空、明日の空。』で使用したのはCULだ。

そうそう、歌詞の題材について触れようか。
この曲の歌詞は、今の俺の音楽に対する思いを"歌うこと"というのに置き換えて表現していると言っていいだろう。オリジナル・ヴァージョンは依頼されて作ったものだったから、今回作り直すにあたり、それとは全く無関係の題材にしようと思った。しかし、オリジナル・ヴァージョンにもあった"林檎"というモチーフは面白いと思ったので、"林檎"というキーワードは使いながらも別のテーマを扱っているという訳だ。尚、誤解されると困るから予め言っておくけど、この曲には政治やそれに纏わる信条的な意図は全くないという事は明言しておくよ。

今回リメイクするに辺り、ヴォーカルが乗るのであればそれに集中して聴いてもらいたいと思ったので、オリジナル・ヴァージョンにあった様な賑やかなアレンジは必要ないと判断して、シンプルな編成にした。

アートワークは今回も勿論用意するつもりでいたんだけど、次の曲に素晴らしいものになりそうな手応えを早くも感じているので、そっちに集中する事にした。リソースは限られてるからね。手が空いたら描きたいよ。

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